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バレット食道|吹田市えさか駅前にしごりおなかとおしりのクリニック
健康な状態の食道の粘膜は、扁平上皮(へんぺいじょうひ)と呼ばれる組織形態を取っています。
しかし、食道の粘膜が慢性的に胃酸にさらされると、胃から連続的に円柱上皮(えんちゅうじょうひ)と呼ばれる組織形態に変化してしまうことがあります。この状態をバレット食道と呼びます。
バレット食道を発症すると、食道がんを発症するリスクが高まることが知られています。
胃食堂逆流症が大きな要因であるとされています。
肥満、喫煙などでもバレット食道を発症するリスクが高まります。
胃液(胃酸、ペプシン)や十二指腸液(胆汁、膵液)が食道まで逆流し、食道が炎症を起こすことを逆流性食道炎といいます。
逆流性食道炎はバレット食道の主な発生要因とされています。
胸焼け、胸の痛みが主な自覚症状に挙げられています。
夜間にむせこむような咳(喘鳴)が出ることもあります。高齢者の場合肺炎の原因にもなります。
胃カメラ検査(上部内視鏡検査)にて行います。
バレット食道の治療については、現時点で有効とされるものはありません。
経過観察を行い、食道がんの早期発見を目指すことになります。