40歳を過ぎたら、大腸内視鏡検査を受けましょう
厚生労働省は最近、がん統計において、男女合計の罹患数1位は大腸がんであり、最近20年間で、大腸がんによる死亡数は1.5倍に増加したことを公表しました。大腸がんは、早期のうちに診断・治療がなされれば、100%近くの方ががんで死亡することなく助かります。つまり大腸がんは、定期的な内視鏡検査により予防できるということです。そのため大腸内視鏡検査は、30~40才の間に一度は受けておくことが望ましいとされています。
〒564-0053 大阪府吹田市江の木町2-1クロッシング江坂4階
大腸カメラ検査|吹田市えさか駅前にしごりおなかとおしりのクリニック
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)とは、肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの全大腸(一部小腸)を調べる検査のことです。当院の内視鏡検査は、鎮静剤・鎮痛剤などを使用することで、楽にお受けいただくことが可能です。
厚生労働省は最近、がん統計において、男女合計の罹患数1位は大腸がんであり、最近20年間で、大腸がんによる死亡数は1.5倍に増加したことを公表しました。大腸がんは、早期のうちに診断・治療がなされれば、100%近くの方ががんで死亡することなく助かります。つまり大腸がんは、定期的な内視鏡検査により予防できるということです。そのため大腸内視鏡検査は、30~40才の間に一度は受けておくことが望ましいとされています。
大腸がんは、結腸がんと直腸がんに分けられ、近年は直腸がんやS状結腸がんが増えています。大腸がんの発症には加齢、飲酒、喫煙、食の欧米化、運動不足といった生活習慣が大きく関わっているとされていますが、ほとんどは良性の大腸ポリープから発生します。そのため、良性のポリープの時点で切除することが大腸がんの予防になります。大腸ポリープや早期の大腸がんは内視鏡による切除で治療が完了しますが、大腸がんはかなり進行しないと自覚症状が現れにくいため、早期発見のためには症状のない段階で定期的な内視鏡検査を受けることが必要です。また近親者に大腸がんや大腸ポリープの方がいる場合、大腸がん発症リスクが上昇することも指摘されています。特に、家族性大腸腺腫症やリンチ症候群の近親者がいる場合には注意が必要です。 大腸がんは、早期発見できれば完治できる可能性の高いがんです。また、将来がん化する可能性がある大腸ポリープを切除することで大腸がんの予防にもつながります。早期大腸がんや大腸ポリープを発見し、ポリープを切除することができる大腸カメラ検査を定期的に受けることが早期発見や大腸がんの予防には有効です。 当院では、楽に、出来るだけ苦痛のないように大腸内視鏡検査を受けていただけるようにすることで定期的に検査を受ける方を増やし、地域の方の大腸がんの発症率や死亡率を下げることに貢献したいと考えています。日々の生活の中で、ご不安がある方もお気軽にご相談ください。
大腸カメラを行う前には、液体の下剤(腸管洗浄液)を大量に飲んで大腸の中をきれいに空っぽにすることが見逃しの無い検査をする上で欠かせません。しかし、この下剤を飲むことを苦痛に感じる方は少なくありません。当院では、下剤を院内で服用していただくことが可能です。
次のようなお悩みを持たれる患者様には「院内下剤」が適していると考えます。
当院では下剤を内服し、その後何度か便を出していただくための個室と専用トイレをご用意していますので他の方の目も気になりません。鎮痛剤・鎮静剤を使用された方は検査後、内視鏡専用ベッドに寝たままの状態で、スタッフがリカバリールームまでお連れいたします。目が覚めるまで、そのままゆっくりとお休みいただけます。目が覚めたあと検査結果の説明を受けていただきご帰宅いただきます。
大腸内視鏡検査は腸内を内視鏡で直接観察する検査ですので、下剤により腸の中をきれいにする必要があります。検査時間は通常15分程度ですが、腸の長さや状態により個人差があります。ポリープ切除をする場合は、ポリープの数や大きさにより、上記検査時間よりも15~30分程度長くかかる場合もあります。
大腸内視鏡検査の流れは次の通りです。
検査の内容 | 1割負担の方 | 3割負担の方 |
---|---|---|
大腸カメラ検査(観察のみ) | 約2500円 | 約7500円 |
大腸カメラ検査+病理組織検査 | 約3500円〜5000円 | 約10000円〜20000円 |
大腸ポリープ切除 | 約7000円〜10000円 | 約20000円〜30000円 |
別途材料費 | 追加+1,000円 | 追加+1,000円 |